ジャカランダの青い花

諸々の手続き

出発が22日に決定したので、今日は区役所へ行って国外転出届を出し、ついでに携帯電話も解約。

二社分（PC用通信カードと普通の携帯）を両方処理しなければならないので新宿へ。平日の昼間なので両方とも窓口はガラガラでしたが、てきぱきと迅速対応のA社に比べて、B社の窓口のなんとまあノンビリしたことか。貧すれば鈍す、ってやつかな。

ビザ受領

ようやく、ビザシールが貼られたパスポートが手元に届きました。ビザに書いてある発給日が12月13日だから、2日で届いたということですね。うっかりして速達指定にするのを忘れていたけど、まあ都内だからよかった。

これであとは引越しの荷物を運び出して出国するだけだ・・・

いざ、ビザ申請

09:00　予約した面接時刻は９時４５分でしたが、大変混雑するという情報に基づいて早めに到着。しかし既に門の前から100m以上の列ができていました（人数で言えば100人強）。あまり寒くなかったのは幸いでしたが、雨や風の強い日は大変だろうと思います。

10:00　やっと門までたどり着く。ここでは簡単な手荷物チェックと、空港にあるような金属探知ゲートをくぐってセキュリティチェックを行ないました。敷地内に入ると、入館前でまた行列。ここに大使館員が２名ほどいて、一人ずつ申請書類をチェックした後に回収を行っていました。

10:20　私の場合は並び始めてから２０分ほどで回収されました。証明写真ボックスで撮った写真の背景がグレーっぽい色だったので心配だった（「白でなければならない」という規則）のですが、何も問題はなし。でも、二三名ほど撮り直しさせられている人がいました（列のそばにスピード写真の機械がある）。チェックする大使館員によって、多少判断基準が異なるようです。また、申請書類一式はクリアホルダーに入れることになっていますが、無色透明の物でないと取り替えさせられるようです（一応、大使館側に用意されている）。

10:40　書類回収のあと、また20分ほど並んでやっと入館。入り口でまた手荷物検査。今度はちゃんと機械に通してX線で調べられました。携帯電話、PC、電子辞書等の電子機器は館内に持ち込めないので、ここで預けねばなりません。また、ペットボトルの飲料も持ち込めないので、ここに来るまでに飲み干すか、中身の入ったまま捨てることになります。

10:50　やっと面接待合室へ入室。面接といっても一人ずつ個室へ呼ばれるわけではなく、JRのみどりの窓口みたいなのが10ぐらい横一列に並んでいて、それぞれに担当の領事が座っています。窓口の前には長椅子が設置されており、100人弱ぐらいが既に座って待っていました。座りきれずに立っている人も結構いたので、合計で百二三十人程度はいたでしょうか。

11:30　やっと名前を呼ばれたので、やれやれと思って前へ行ったら、面接ではなく、指紋の採取でした。両手の人差し指を、それぞれ機械へ乗せて終了。「また呼ばれるまでお待ちください」と言われて後ろに戻る。

11:45　再び呼ばれて前へ。私を含めて５名が同時に呼ばれました。ここで一人ずつ、領事との面接が行なわれました。
　　　領事「○○さんですね」
　　　私「はい」
　　　領事「勉強ですか？」
　　　私「はい、Practical Trainingです」
　　　領事「はい、問題ありません。一週間程度でお手元に届きます」
　　　私「サンキュー」

面接といってもこれだけです（上のやり取りは実際には英語）。まあ考えてみれば、一人一人個別にじっくり聞いていたら、あれだけの人数はこなせないでしょうね。

国際免許

ビザを取得するためには、面接時にパスポートを提出しなければならないので、手元にあるうちに国際免許を取りに鮫洲の試験場へ行ってきました。

８時半から受付開始なので１０分ぐらい前に着くように行ったのですが、視力検査のところは既に長い行列ができていました。私は「眼鏡等」なのでもちろん眼鏡を持っていった（普段はあまり使わない）にも関わらず、最初の一二個をミスって冷や汗をかきました。なぜ国際免許を取るのに視力検査かというと、今持っている免許の期限が来年の２月なので、「期限前更新」をやっておく必要があるのです（試験場に行くまで、期限のことをすっかり忘れていた）。まあ私は優良ドライバー（超ペーパードライバーとも言う）なので、講習も３０分で済み、１０時過ぎには更新が完了しました。

あとは２階へ行って国際免許の手続き。こちらもチャッチャッと１５分ぐらいで交付完了。しかし、初めて見たけど国際免許ってただのボール紙なんですね。

引っ越しの見積もり

引越し業者が自宅へ下見に来るため、休みをとって対応しました。

引越しといっても、家具などの大抵の物は前任者が揃えてしまっているため、今回持っていくものはダンボール箱に詰められるものばかり。事前に「箱の個数だけわかってれば、下見なんか必要ないのでは？」と言ってみたのですが、「でも、全部でなくとも実際に運ぶものを見せていただかなければ金額が出せません」と言い張るので、結局下見を行なうことに。

勤務先からは相見積もりを取るように指示されたので、午前にＡ社、午後にＢ社。あらかじめ「持っていくものリスト」を作っておいたので、やって来た営業マンにそれを見せたところ、「はあなるほど。これだと中型のダンボール４箱ぐらいでＯＫですね。解りました、早速見積もりを作成いたします」だって。ものの５分で終わり。それで済むなら最初から言ってくれ！

話を聞いた限りでは、運送費は両社であまり差が出なさそう。Ａ社の人は「年末年始が間に入るので、１２月２０日に発送したとしても、現地に着くのは早くても１月１０日頃になります」と言っていた。あとはＢ社がどれだけ現地着を早められるか、ですが。

ようやく一段落

DS-2019が無事発行されたという連絡あり。
あとはビザさえ取れれば、なんとか年内には出国できるかな・・・

少し焦りが・・・

JCIPTの担当者から、「11月30日だと間に合わない恐れがあります」という連絡をもらったので、大使館での面接予約を12月10日に変更。

本当に年内に出発できるのか？

（ちなみに、上記の遅れはJCIPTが悪いのではありません。誤解無きよう）

J-1ビザセミナーに出席

都内で開催されたJ-1ビザ取得セミナーに出席。特別ゲストとして大使館領事も招かれていて、ビザ取得上の留意点などを説明していた。やはり私のように歳くっている場合は、トレーニング計画をよほどきっちり作らないと、「これではJ-1として認められない！」と言われてあっさり却下になるケースが多いようだ。

出席者の中からも、「最近申請しても落とされることが多いんですけど、この場で審査基準を明確に説明してもらえないんでしょうか？」という切実な訴えがあったが、セミナーの中では今ひとつ曖昧なままだった。つまり、ビザ発給の可否は現場の領事の判断に委ねられているので、「こうすれば大丈夫」ということを言えないようなのだ。

ビザ申請書類

DS-2019の申請については一応目処がついたので、次はJ-1ビザをアメリカ大使館へ申請するための書類を
作成にかかる。これがまた書類が何種類（DS-156、DS-157、DS-158）もあって面倒。

DS-156には写真を一枚貼るのだが、
　・5cm×5cm
　・過去６ヶ月以内に撮影したもの
　・背景は白でなくてはならない
　・頭部（頭のてっぺんから顎下まで）が2.5cm～3cmであること
　・顔が写真の中央に正面を向いて写っていること
という仕様で、妙にこまかい。

特に頭部の大きさとか背景の色などはかなり厳しくチェックされるようで、背景に色がついていると一発でアウトらしい。そこで、仕事で外出したついでにJR目黒駅近くの証明写真ボックスで一枚撮ってきた。「ビザ用写真」のモードが用意されていたので安心して撮ったのだが、できあがった写真を見ると、どう見ても背景がグレー・・・背景の「白さ」というのは、どの程度チェックされるんだろう。もう一枚別のところで撮るか？

また、J-1ビザ取得にあたっては書類提出だけではなく、米国大使館での面接も必要なので、さっそく大使館サイトからWeb予約を。・・・と思ったら、直近で今月の３０日か！これで面接の結果が不合格になったりしたら、派遣開始日を再調整しなければならない。まだまだ道のりは長い。

DS-2019

今回の派遣については、J-1ビザ（交換プログラム訪問者ビザ）で行くことになるので、ビザ取得にあたってDS-2019という「プログラム参加者資格証明書」というものを事前に入手しなければならない。

DS-2019は交換プログラムのスポンサーから発行してもらうもので、今回はJCIPT（日本国際実務研修センター）という機関に依頼することとなった。

実際の被派遣者である私は、プログラム参加理由だの職歴だのエッセイ（今回の派遣研修を今後のキャリアにどう生かしたいか等）だのを英文で色々用意しなきゃならんので結構面倒である。